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②ガーデンミュージアム比叡を訪ねて: 睡蓮の庭周辺エリア

こんにちは。全3回に分けてご紹介しています、『ガーデンミュージアム比叡を訪ねて』。第2回は、ガーデンミュージアム比叡の「睡蓮の庭」から散策します。

今回は、「睡蓮の庭」、「藤の丘」、「花の庭」の3つのエリアです。個人的にはまるで、モネの自宅にお邪魔したかのような気分を味わえるスポットでおススメです。

見どころあらすじ

モネの代表作と言えば、《睡蓮》ですね。この庭は、ガーデンミュージアム比叡の中でも特に魅力的なスポットです。太鼓橋や美しい池、そしてその水面に映る色鮮やかな秋の景色を散策後、モネが自宅に作った庭を再現した「花の庭」にお邪魔します。

秋色の「睡蓮の庭」 - ガーデンミュージアム比叡

秋色に染まる「睡蓮の庭」

水面に広がる秋の色彩 -『睡蓮の庭』

『睡蓮の庭』は、まるでモネの絵画の中に入り込んだかのような風景が広がっています。 モネは庭づくりが好きだった画家でもあり、浮世絵の影響を受け太鼓橋を自宅の庭に架けたことでも知られています。

モネの庭の太鼓橋には藤を絡めていたそうですが、このガーデンミュージアムでも忠実に再現されているのがとても印象的でした。 水面には秋の景色が美しく反射し、微かな波紋が広がります。

目の前には小さな緑のボートが浮かび、その向こうには藤を絡めたという太鼓橋があります。
モネが心に描いて自宅に作ったという日本庭園を散策しているかのような感覚を楽しむことができます。

冬の訪れを迎える『藤の丘』

藤の花は春が見頃なので、今回は花の紹介はできませんが、花が無いなら『太い幹とつる』に注目してみました!冬支度をする見事な藤棚も力強く魅力的です。

冬支度をする力強い藤棚@ガーデンミュージアム比叡

冬支度をする力強い藤棚

藤には、ノダフジ(野田藤)ヤマフジ(山藤)がありつるが巻き上がる方向で区別をします。

つるの向きによる見分け方
右巻き – 「ノダフジ
左巻き – 「ヤマフジ

と言われても、わからないよという方、両手を「グー」と握って、親指が向いている方向の手で考えるとわかりやすいそうです。 この藤は右手の親指が向いている方向なので、右巻きの「ノダフジ」ということがわかります。(そもそも、どっちでもいいよーという方、すみません。

2つのフジに興味があるよ、という方は、《こちら》もご参照下さい。

ノルマンディの囲い庭『花の庭』

次は、モネの自宅のお庭にお邪魔します
『花の庭』入口ではモネの《ジヴェルニーの庭》や《モネの庭への小道、ジヴェルニー》の絵画が出迎えてくれます。

《モネの庭への小道、ジヴェルニー》@花の庭

《モネの庭への小道、ジヴェルニー》@花の庭

モネ《ジュヴェルニーの庭》@ガーデンミュージアム比叡 - 花の庭

モネ《ジュヴェルニーの庭》@花の庭

《ジヴェルニーの庭》は、私が印象派の絵画で最初に出会った大好きな作品でとても思い入れがある作品です。

「花の庭」は、モネがジヴェルニーの自宅に作った庭園をモチーフにデザインされているそうです。
フランスのモネの花の庭は、『ル・クロ・ノルマン(Le Clos Normand)』と呼ばれ、ノルマンディー地方に見られる囲い庭を意味します。

ル・クロ・ノルマン(囲いの庭)@花の庭

ル・クロ・ノルマン(囲いの庭)@花の庭近くの展望台より

ピーコックグリーンの大きなアーチを抜けるとミュージアムショップがあり、オリジナルグッズやハーブ、アロマ商品などが販売されています。
また、モネに出会えるデジタルシアターがあり、ピアノの無人演奏をBGMにモネの作品を鑑賞することができます。

ご興味のある方は、以下のフォトギャラリーもスワイプしてお楽しみください。

終わりに

今回は、比叡山の頂に広がる『ガーデンミュージアム比叡』の「睡蓮の庭」、「藤の丘」、「花の庭」まで3つのエリアを歩きました。
いかがでしたでしょうか。

次回は、バラ好きにはたまらない「ローズガーデン」から巡ります。どうぞお楽しみに!

ガーデンミュジアム比叡の基本情報

名称:ガーデンミュジアム比叡
公式URL:http://www.gmhiei.jp
住所:京都府京都市左京区修学院尺羅ケ谷四明ケ嶽4

Yuko

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『お部屋で楽しむイングリッシュガーデン』をコンセプトにフラワーギフトを制作しています。イングリッシュガーデンの自然豊かな世界観を、日常で気軽に楽しんでいただけるようなサイトやお部屋の空間を心がけています。

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