これは、過去のまとめ記事です。
クリスマスが近いので、今回は、キリスト教の祭日の名前を持った「ホリデーカクタス(祭日名を持つサボテン)」についてご紹介します。
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ホリデーカクタスは、キリスト教文化における特定の祝日や季節に合わせて開花するサボテンのことです。
今日はその代表的な3つのホリデーカクタスをご紹介します。
欧米で『ホリデーカクタス』は季節を告げる人気の植物
ホリデーカクタスでよく知られているのが、「クリスマス・カクタス」です。日本では「シャコバサボテン」や「シュルンベルゲラ」という名前でガーデンストアに出回っています。
このサボテンが欧米で人気の理由は、
・多くの植物が休眠に入るクリスマスシーズンに花を長く咲かせる
・カラーバリエーションが豊富
・ポインセチアよりも手入れが簡単
・挿し芽で簡単に増やせる
などがあげられます。
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以下が、キリスト教の祭日に関連した名前を持つ3種類のサボテンです。
秋の終わり感謝祭の時期に咲く『サンクスギビングカクタス』は、10月中旬から12月にかけて花を咲かせます。サンクスギビングの祭日について 『サンクスギビング』とはキリスト教の感謝祭のことでアメリカ発祥の祭日です。 11月の第4木曜日に祝います。(カナダでは10月の第2月曜日) ...
『クリスマス・カクタス』は『クリスマス』の時期に咲くサボテンです。 11月中旬から1月にかけて花を咲かせます。多くの植物が休眠に入る寒い冬に鮮やかな花を咲かせることから室内のインテリアとして人気があります。 クリスマス定番のポインセチアと比べると手入れも簡単なので、クリスマスギフトとして...
『イースター・カクタス』は『イースター』の時期に咲くサボテンです。 3月中旬から5月にかけて花を咲かせます。イースターの祝日について イースターとはキリスト教の『復活祭』のことで、イエス・キリストが十字架にかけられ亡くなった3日後に復活したことを祝う祭日です。 --------...
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ホリデーカクタスを知る前は、クリスマスとサボテンが結びつくとは思ってもみませんでした。この植物から異国の文化を学び、新たな発見をすることができました。
同時に、気候変動により季節の花々の咲くタイミングが変わっていることに気づきます。特に今年の冬のような異例の暖かさは、環境問題について改めて考えるきっかけになりました。