今日は、冬の訪れを告げる花「皇帝ダリア」をご紹介します。
皇帝ダリアとは
皇帝ダリアとは、「皇帝」というその名のごとく、空高く堂々と咲き誇るダリアです。
大きなものは5−6m近くにもなるようです。他の木々に肩を並べるように育つことから、「木立ダリア(コダチダリア、キダチダリア)」、「ツリーダリア」などの別名を持ちます。
また、高く伸びる茎とその節が竹に似ているため、英語では「バンブーダリア」という名前もあるようです。
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私が最初にこの花を知ったのは、いつもの公園を散歩している時に、遠くに見慣れないピンクの塊を空に見つけたのがきっかけでした。
とても気になり近づいて行くと、綺麗なピンクの大きな花が空高く咲いていたのです。
その辺りにある木々と変わらないくらいの高さから、まるでこちらを見下ろしているかのように咲いていました。
初めて見た時はその美しさに感激し、飽きもせずに毎日見に行ったほどです。
パソコンやスマホばかり下を見る時代ですので、このくらいの植物を見上げるのは、いい感じに首が伸ばせてリフレッシュにおすすめかも知れません。
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通常のダリアは「夏から秋にかけて咲く」のに対し、「皇帝ダリア」は晩秋から初冬にかけて咲く植物です。
私にとって皇帝ダリアは「もうそろそろ冬が近づいて来たよ」と、教えてくれる花です。
ここ最近、暑いのか寒いのかよく分からない気候が続いてたので、皇帝ダリアの様子を見に行ったら、いつもの冬のように咲いていました。
これから寒い冬に向かう私達の無事を、空高くから見守ってくれているような皇帝ダリアを紹介しました。