びわ湖大津舘に隣接するイングリッシュガーデン
今回は滋賀県大津市にある『びわ湖大津舘(旧琵琶湖ホテル)』のイングリッシュガーデンをご紹介します。
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『びわ湖大津舘』とはどんなところ?
『びわ湖大津舘(旧琵琶湖ホテル)』は、1934年に外国人観光客を誘致するために建築された国際観光ホテルでした。
当時はヘレンケラーをはじめ、多くの海外要人や皇室なども訪れた迎賓館でした。
様々な国からの来賓があるということからか、建物は和洋折衷の不思議な外観がとても印象的です。
現在は、大津市が運営する「多目的ホール・会議室」、「レストラン&カフェ」がある文化施設として利用されています。
イングリッシュガーデンでウェデイングの利用もできるようです。
『びわ湖大津舘』の庭園について
湖畔のイングリッシュガーデンは5つのエリアからなっていてそれぞれテーマでガーデンを楽しむことができます。
グラベルガーデン
グラベル(Gravel)とは「砂利」のことで、岩や砂利、玉砂利などを敷いてハーブや宿根草などを植え込んだエリアです。
ボーダーガーデン
このエリアは、奥に行くにつれて高さのある植物が植えられており、立体的な演出になっています。春バラの季節にはオールドローズが咲き誇るようですが、訪問時は11月でしたので、この写真のような景色でした。
カリンの実がたくさんなっていました。
春バラのシーズンには季節の花々が見事に咲き誇ります。
今回は滋賀県大津市にある『びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)』のイングリッシュガーデンの春バラシーズンの様子をご紹介します。以前、秋に訪れた景色をご紹介しましたが、初めて訪れた春の景色は季節の花々が咲き誇り、まるで絵画の世界のようでした。『びわ湖大津舘』の庭園について『びわ湖大津館(...
ノットガーデン
ノットガーデンとは、イギリス発祥の整形式庭園の1つで、結び目模様が特徴です。
ノットは「結び目」のこと。
ノットガーデンとは、ツゲなどを刈込んで、その間に花やハーブを植えて模様を強調しているんだよ。
きれいに刈り込まれたツゲの中には、サルビアレウサンカが咲き誇り模様を引き立てていました。
この結び目模様は「びわ湖大津館」の2階「展望テラス」から琵琶湖を背景に一望することができます。
ランドスケープガーデン
ランドスケープガーデンとは、「風景式庭園」で、ここではびわ湖とローズガーデンが風景画のような美しい景色を作り出しています。
フレグランスローズガーデン
ローズソムリエの小山内健氏が監修したと言うオールドローズから最新のモダンローズまで300種3,000株のバラを楽しむことができます。
びわ湖大津館のローズガーデンは、バラがテーマごとのゾーンで分かれています。
・皇室ゾーン : マリーアントワネット、クイーンエリザベスなど
・俳優ゾーン : ヘンリー フォンダ、イングリッド バーグマンなど
・音楽家ゾーン : チャイコフスキー、マリア カラスなど
などとそれぞれの人名を冠したバラを鑑賞することが出来ます。
琵琶湖とクルーズ船
敷地内には、琵琶湖クルーズ船の発着港「柳が崎湖畔公園港(びわ湖大津館)」があります。
琵琶湖汽船が運行する「ミシガンクルーズ船」が往来している風景は、どこを切り取っても絵画のようです。
滋賀県はアメリカのミシガン州と姉妹都市ということで、国際親善を祈念してミシガンと名づけられたんだよ。
琵琶湖観光船の詳細についてはこちらをご参照ください。
びわ湖大津館の基本情報
公式URL:https://www.biwako-otsukan.jp/englishgarden.html
営業情報
営業時間: 9:00-19:30
休園日 : 火曜日(祝日の場合は営業)
駐車場 : 約360台(無料)
入園料 : 詳細は上記URLにて最新情報をご確認ください。
住所 : 滋賀県大津市柳が崎5−35