ムクドリは国内では年中見ることができる留鳥
ムクドリは留鳥で、日本では年中見ることができます。
私の近所の公園では、よく芝生の上をお尻ふりふり、てくてくと歩いています。
ちょっと丸めのフォルムで、ふりふり歩く姿がとても可愛らしいので、見かけた時はつい観察してしまいます。
ムクドリは「ものさしどり」のメンバー
ムクドリは、1年中見られる鳥ということで「 ものさしどり」の1羽として知られています。
![ムクドリ(White-cheeked starling)](https://giftshop.azuregardenwalk.com/wp-content/uploads/white-cheeked_starling3.jpg)
僕がムクドリです。どうぞお見知りおきを。
![](https://giftshop.azuregardenwalk.com/wp-content/uploads/riza3.jpg)
「ものさしどり」とは、鳥の大きさを表現する時に目安にする鳥のことを言うんだよ。1年中見られる鳥で全国的に分布している鳥がものさしどりなんだよ。
- スズメ(houses-arrow)
- ムクドリ – オス(White Cheeked Starling male)
- キジバト(Turtledove)
- ハシブトカラス(Jungle Crow)
「ものさし鳥」の4メンバーと大きさの関係
スズメ < ムクドリ < キジバト < ハシブトガラス
![](https://giftshop.azuregardenwalk.com/wp-content/uploads/riza-kun1.jpg)
ムクドリは僕よりだいぶ大きいんだよ。ちなみに僕の体長は12.5cm。
![](https://giftshop.azuregardenwalk.com/wp-content/uploads/riza3.jpg)
僕たちマメルリハは、ムクドリよりは小さくて、スズメよりは少し大きい、というように、ものさしどりを使って僕たち鳥の大きさを伝えることができるね。
ムクドリの特徴
「ものさしどり」の代表なので、まずは体長からご紹介!
ムクドリの体長は約24cmです。
黒っぽいからだに黄色いクチバシが特徴です。
目から頬にかけて白斑が入っていて、頭部の黒みが濃いのがオス、薄いのがメスだそうです。
草地をてくてく歩いてミミズなどを探しています。個人的な印象は飛んでる姿よりも芝生を歩いてる頻度が高いです。
- ムクドリ – オス(White Cheeked Starling male)
- ムクドリ – メス(White Cheeked Starling female)
ムクドリは大群で飛ぶ
ヒヨドリが単体で飛ぶのに対して、ムクドリは群れを作って飛ぶのがよく観察されるのだそうです。
大きな群れを見かけたらムクドリかもしれません。私はまだカメラに納めたことがないので今後も観察を継続中です。
見どころのポイント
大群で飛ぶので、糞害のネガティブな面もあり、今年は大きなニュースになっていました。
野鳥観察で、被害に遭わないようお気をつけください。
夫婦で仲良く子育て
繁殖期には夫婦で子育てをするようで、ヒナのためにペアで餌を探すムクドリ。
そのことを知ってから、良く観察してみると確かに2羽でいるのをよく見かけます。
![つがいで仲良く餌を探すムクドリ](https://giftshop.azuregardenwalk.com/wp-content/uploads/2023/09/white-cheeked_starling4.jpg)
夫婦で仲良く餌探しするムクドリ
たまに、1羽でいると「あれ?今日はひとりで餌探し?」と思って近くを見ると、ほとんどの確率で近くにもう1羽いるので、やっぱり仲良しだなとほっこりします。
いつも夫婦仲良く器用にミミズを突いています。
《参考》
「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ」2018.9.8 監修・執筆 川上和人 三上かつら 川嶋隆義 西東社
「自然散策が楽しくなる! 見わけ聞きわけ 野鳥図鑑」 2018.3.26 監修写真 叶内拓哉 池田書店
![](https://giftshop.azuregardenwalk.com/wp-content/uploads/2021/12/measure-bird3.png)
バードウォッチングに知っていると便利な「ものさしどり」
冬の訪れと共に、木々の葉が散り、普段は見え隠れしている野鳥たちが姿を現し始めます。同時に、越冬のために冬鳥たちが姿を見せる時期でもあります。ものさしどりとは 「ものさしどり」とは、その名の通り、鳥の大きさを測るための目安となる鳥たちを指します。「ものさしどり...