薄紫色の花が可憐なギボウシ
5月〜8月にかけて見られる薄紫色の夏〜初秋の花です。
ギボウシの花は、小さなベルのような形をしており、風に揺れる様子がとても可憐です。
ギボウシの由来
ギボウシの名前は、「擬宝珠(ぎぼし)」に由来します。擬宝珠とは、神社や仏閣の橋の欄干に飾られる玉ねぎのような形をした装飾のことで、ギボウシの花の蕾がこの形に似ていることから名付けられました。
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このように、伝統的な日本の文化と結びついた名前を持つギボウシは、古くから親しまれてきました。
イングリッシュガーデンの定番の植物
ギボウシは英語ではホスタ(Hosta)と呼ばれ、イングリッシュガーデンでも欠かせない植物の一つです。さまざまな品種やサイズがあり、ガーデンデザインに合わせて多彩な演出が可能です。葉の模様や色合いも豊富で、庭に植えることで四季折々の表情を楽しむことができます。また、耐陰性が高いため、日陰でも元気に育ちます。
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ギボウシは、その美しい葉と花で庭を彩るだけでなく、耐陰性や適応力の高さから、初心者からベテランのガーデナーまで幅広く愛されています。イングリッシュガーデンだけでなく、日本庭園やモダンな庭にもよく合い、その多様性と美しさで多くの人々を魅了しています。
ギボウシの基本情報
花名:ギボウシ(擬宝珠)
科名:クサスギカズラ科(旧ユリ科)
属名:ギボウシ属
別名:ホスタ、ギボシ
学名:Hosta
英名:plantain lily
花期:5月~9月
花色:白、青、紫
花言葉:沈静
ギボウシの仲間
- アスパラガス
- オーニソガラム
- キボウシ
- ドラセナ
- ナルコユリ
- ヒヤシンス
- ムスカリ
- ラケナリア
参考:『花しらべ花認識/花検索』アプリ