母の日が過ぎて1週間が経とうとしたある朝、実家の兄から一枚のカーネーションの写真が送られてきました。
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昨年5月、母が突然倒れて入院し、意識が戻らない日々が続きました。そんな中、母の日に兄が差し入れにと入院先へ持って行ったカーネーションでした。もちろん病院ではこのような植物は受け入れられず、実家に戻ってきた植木鉢です。
その「カーネーションが1年後にまた花を咲かせた」という嬉しいニュースでした。
帰省中の間は私が水やりを続け、そのあとは「花を枯らさないように」と家族にお願いして、私は大阪に戻りました。それから数ヶ月後、母は無事に退院し、元気を取り戻しました。
今年の母の日、いつも通りに迎えられたことに感謝していた時、兄から届いたカーネーションの写真が「ずっと母を見守っていたよ」と語りかけているように感じました。
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母の日のイベントが終わったらそのまま忘れられがちなカーネーションの植木ですが、次の年にもこんなにきれいな花をつけてくれることを知りました。
植物の生命力、家族の絆と母の回復を象徴しており、忙しい中に、水をあげ続けた兄家族にも感謝した1日となりました。