「アーリーモーニングガーデン」は、ツグミと出会った早朝の風景から着想を得たシリーズです。
ツグミは、イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」のモデルとして知られる野鳥で、日本では秋から春にかけて見られる冬鳥です。
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ツグミと初めて出会った春の空は、夜が明けて間もない少し霞がかった朝でした。
「いちご泥棒」のデザインには様々なカラーバリエーションがありますが、偶然出会った「いちご泥棒《ブルー》」のティータオルが、冬から春を待ちわびるツグミに出会った季節の色彩にぴったり合いました。
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このツグミの季節に偶然出会ったモリスのティータオルにインスピレーションを受けて制作されたのが、「アーリーモーニングガーデン」です。
ニュアンス系のブルー、ピンク、そしてシルバーグレーの葉は、まだ陽が高く上り切らない柔らかな朝の光と、イギリスの朝特有のグレイッシュな空と空気感を重ね合わせて表現しています。
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2024.02.27
イギリスのティータオルの魅力と多様な用途
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