地域別に見るバラの原種とその特徴
この記事は、私がこれまでのバラ園巡りで出会ったバラの原種についてのまとめです。今後も情報を更新していく予定ですが、皆さまのバラ巡りの参考になれば幸いです。バラは大きく分けて以下の3つに分類されます。・原種(野生バラ)・オールドローズ・モダンローズ 今回は、最初にあげた
この記事は、私がこれまでのバラ園巡りで出会ったバラの原種についてのまとめです。今後も情報を更新していく予定ですが、皆さまのバラ巡りの参考になれば幸いです。バラは大きく分けて以下の3つに分類されます。・原種(野生バラ)・オールドローズ・モダンローズ 今回は、最初にあげた
オールドローズにモダンローズ、イングリッシュローズなどいろいろと名前が出てきますが、イングリッシュローズは、特定のバラの分類名ではなく、デヴィッド・オースチン氏が育種した特定のバラの品種群を指す名称です。 イングリッシュローズとはイギリスの育種家デビッド・オースチン氏が運営する
ヨーロッパ原産のバラロサ クサンティナ スポンタネア(Rosa xanthins spontanea)カナリーバードという名前からも想像できるカナリアイエローが可愛らしいバラです。新芽の近くの真っ赤な大きなトゲが毒々しく印象的でした。イギリスで発見されたと言われています。
アジアの野生バラ ロサ ヴィロサ ポミフェラ(Rosa pomifera)アップルローズと言われるバラで、爽やかな芳香があります。「東のハマナス」、「西のポミフェラ」と言われているそうです。品種: ロサ ヴィロサ ポミフェラ和名: アップルローズ
中近東原産のバラ中近東は黄色の多くの誕生地ロサ フォエティダ ペルシアーナ(Rosa foetida persiana)ハイブリッドティーの黄バラのもとになった品種です。原産地はイラン。ペルシアンイエローローズと言われています。品種: ロサ フォエティダ ペルシア
中国原産のバラ中国原産の特徴は『四季咲き性』、『ティーの香り』、『真紅色』です。ロサ キネンシス(Rosa chinensis)現在の四季咲き性のバラのもとになった重要な品種として知られています。日本語の和名でも使われる「長春花(ちょうしゅんか)」はこのバラの中国名。この他に